ソーラーシステムの寿命はどれくらい?
ソーラーシステムの寿命ですが、システムを構成している機器ごとに寿命と言われているものが違ってきますので、一通り整理しておきましょう。
まず心臓部分とも言える太陽電池の寿命です。太陽電池は最小単位をセルと言い、何枚かのセルが集合したものがモジュールと言われています。この電池モジュールについては各メーカーが設定している保証期間が10年で、期待寿命は20年~30年と言われています。また経年劣化による出力低下については20年で1割未満という報告がありますので、太陽電池自体の寿命はかなり長いものと考えて良いでしょう。
ソーラーシステムのなかで、太陽電池の次に重要な機器となるパワーコンディショナーですが、太陽電池と同様に10年保証対象機器です。したがってまず10年はもつものと考えて良いでしょう。もちろんパワコンは10年を経過したら使えなくなるということではありません。ただし電池モジュールとは違い、パワーコンディショナーはいわゆる「機械もの」ですから、10年以降は故障した際の修理やメンテナンスが発生すると考えておいたほうが良いでしょう。
それ以外のモニターを含む周辺機器は1年保証です(モニターに関してはメーカーによって2年保証とするところもある)。これらは一般的な家電製品などの標準的な保証と同等に考えられていますが、一般家電製品が1年程度で自然故障しないのと同じで、普通の使用環境であれば5~7年程度は十分持つものです。
なおソーラーシステムを長く利用する上で欠かせないのが定期点検です。一部のメーカーでは有料にはなりますが、10年保証と定期点検をセットで提案しています。これは必要経費と考えて、メーカーもしくは工事店で実施する点検は受けておいたほうが良いでしょう。特に太陽電池は表面に付着した埃や油膜などでも集効率が低下すると言われています。
一般の方が自宅の屋根に上って搭載されている太陽光モジュールのコンディションを確認するのは難しい話です。メーカーの専任担当者や実際に工事担当した技術者から定期点検を受けることで、システムの問題点を早めに察知することにもなります。一般的にトラブルを起こしにくいと言われるソーラーシステムですが、せめて最初の10年だけでも定期点検を受けておくとその後も安心して使用出来ます。
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