ソーラーシステムの種類にはどのようなものがあるの?
ソーラーシステムの種類は太陽電池の種類で大別されますので、どのシステムを選択するかを検討するときは、システムに採用されている太陽電池がどのタイプなのかを見ることが大事です。もっとも普及している太陽電池は多結晶シリコン太陽電池です。多結晶シリコンの特徴は製造コストが比較的安価であり、発電効率も標準的ということです。ちなみに太陽電池のなかで最も歴史がある単結晶シリコン型の太陽電池ですが、純度の高いシリコンを使用するためどうしてもコストがかかります。再生シリコンなども材料として利用される多結晶シリコンは、よりコストを抑えるために誕生した太陽電池と言うことです。
ただし最近では単結晶シリコンの高い発電効率がまた見直されはじめており、国内メーカーのソーラーシステムにも単結晶シリコンを採用しているところが出てきています。世界最大のシェアを誇る中国のサンテックも、単結晶シリコンのソーラーパネルを採用しているメーカーのひとつです。少ない設置面積でも、必要な発電量を得ることができる利点もありますので、単結晶シリコンを使用したソーラーシステムを検討する方が今後増えてくるかも知れません。
また多結晶・単結晶などの代表的なシリコン系太陽電池以外に、より薄い構造を持つローコストな太陽電池があります。これらは一般的に薄膜型太陽電池と言われているもので、発電効率はやや劣るものの温度環境に左右されないで季節を通じて安定した電力を生み出してくれる利点があります。このタイプの太陽電池は単独でも使えるのですが、住宅用のソーラーシステムとしは単結晶シリコンとの組み合わせで製品化されています。そのハイブリッド型太陽電池は「HIT太陽電池」と言い、高い発電効率を求めるユーザーから注目されており、導入件数も増えてきています。
このHIT太陽電池に使用されている薄膜型太陽電池はアモルファスシリコンというものですが、このほかには、銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、セレン(Se)などを材料として使う、CISという太陽電池も製品化されています。CIS系太陽電池は、論理値としての発電効率の高さが実証されていて、供給が不安定になりやすいシリコンに頼らなくても済むという利点があります。今後量産ベースに進んでいけば、CIS系の太陽電池を使用したソーラーシステムが一気に普及していく可能性は十分考えられます。
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