ソーラーシステムのメーカーで一番安いとこというと、まず思い浮かぶのはシャープではないかと思います。シャープは家庭向けのソーラーシステムを1994年より販売しており国内のシェアではNO.1、世界でも第3位のシェアを誇っています。累計出荷量で文句なく第1位のシャープは、製品の生産体制も、最も整って安定していると考えられ、実際見積もりを依頼してみると、他社プランより安く金額提示されることが多いはずです。金額の安さを第一に考えるならシャープは見積もり候補から外せないメーカーと言えます。

ただし最近では、CIS薄膜型の太陽電池などが実用化され、量産体制と考えられる状況が整いつつあります。そのためこれまでの主流だった多結晶シリコンでは太刀打ちできないような安価なシステムが登場してくる可能性が十分あります。その例のひとつが、ソーラーフロンティアのCIS薄膜型太陽電池を搭載したソーラーシステムです。

ソーラーフロンティアは昭和セル石油の完全子会社で、2010年4月に昭和シェルソーラーから現社名に社名を変更しています。ソーラーフロンティアのソーラーシステムはCIS太陽電池を採用しているわけですが、CIS太陽電池とは主な成分の3元素である銅（Copper）、インジウム（Indium）、セレン（Selenium）の頭文字をとった薄膜系の太陽電池です。CIS薄膜型太陽電池はシリコンを使わないので、原料不足の心配がなく、安定した製品供給が可能になります。またコストダウンも大幅にはかれるという特徴もあり、次世代型太陽電池として注目されています。

同社では現在施工費込みで1kw当たり48万円～（メーカー希望小売価格）で導入できる、「フロンティアパック2400」キャンペーンを実施しています。2.4kwのシステムなら単純計算で、1,152,000円で計画できる訳ですから、もしかしたらいまソーラーフロンティアのプランが一番安いかも知れません。まず見積もりだけでもとってみると良いのではないでしょうか。

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