ソーラーシステムは何年で元が取れる?

ソーラーシステムは何年で元が取れるかということがよく話題になりますが、ソーラーシステムは不確実性が高い投資ですので、確実な経済効果を求める方には向かないかも知れません。どうしても確実な経済効果を狙うのであれば、はじめから利益が確定している定期預金がいちばん確かです。金利は相変わらず低いですが、金融機関の信用リスク以外のリスクがないからです。インフレリスクもありますが、せいぜい5年程度の定期預金であれば今ならノーリスクでしょう。

もちろんソーラーシステムでは、全く元が取れないというわけではありません。「元が取れる派」の意見を聞くと、おおよそ20年で元が取れるということも聞かれます。ただ発電量は、天候条件やライフスタイルの変化、周辺環境(陽当たり環境)の変化など、不確定な与件に左右されるため、何年で元がとれると断言はできないのです。また電池モジュールはある程度もつものですが、パワーコンディショナーは10年を経過するとメンテナンスが必要になるか、機器の交換の時期が訪れます。交換となった場合は20万円程度の費用がかかるわけですから、そこでまた元を取ることが難しくなってしまいます。これも不確定要素のひとつです。

ただ確実に言えることは、元を取るつもりでソーラーシステムを導入するのであれば、最低でも4kw以上の容量のシステムでなければ難しいということです。3kw程度の容量では、月間で順調に発電できた場合でも、4人家族の住宅の1カ月の標準的な消費電力量に少し足らない計算になるからです。元は取らないでもせめて光熱費ゼロベースにはしたいとお考えなら、できるだけ4kwを超えるソーラーシステムを計画されることをおすすめします。

それでもソーラーシステムは、元が取れないとしても、光熱費の節約効果は確実にでますし、その節約金額は、おそらく銀行に預けた定期預金で得られる利回りを軽く上回るはずです。そのような視点でソーラーシステムを捉える余裕があると、このシステムを導入する意味もあると考えられるのではないでしょうか。

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